| 役行者尊とは |
正しくは役小角(えんのおづぬ)通称として役行者(えんのぎょうじゃ)。
修験道の開祖と云われ、飛鳥時代から奈良時代(7世紀~8世紀前半)に実在した人物です。
山岳信仰の隆盛と共に役行者と呼ばれるようになり、その他にも『役優婆塞(えんのうばそく)』『神変大菩薩(じんべんだいぼさつ)』などの呼び名があります。
伝説では、役行者は不思議な力を駆使して空を飛び、野山を駆け巡り、鬼神を自在に使役したと云われています。数々の不可思議な事績を遺し、偉大な修行者として崇められてきた存在です。